2019年11月8日、15日 芝垣亮介さん◎奥田太郎さん【ドーナツの穴激論!】

概要

永六輔さんは、色即是空 空即是色を「それはまるでドーナツの穴のようなものだよ」と云いました。

 

確かに、不思議です。

ドーナツの真ん中には穴があるのでしょうか、それとも、何もないのでしょうか。

 

ある日名古屋で「ドーナツの穴」という難題に足をとられて立ち止まった言語学者の芝垣亮介さんが、同僚である哲学者の奥田太郎さんに「ドーナツ談義」を持ちかけたことがきっかけで、総勢10人の侍(研究者)たちが集結し、哲学、言語学、歴史学、経済学、物質文化論、コミュニケーション学、数学など様々な学問の観点から、全力でこの問いに挑むことになりました。その挑戦は2017年に『失われたドーナツの穴を求めて』というおかしなタイトルの本として結実。「知りたい」をくすぐる謎の宝庫として、この本はその年の日本全国で密かな話題となりました。

 

この本は、内容が面白いのは言うまでもなく、本が出来上がるまでに交わされた執筆者同士の火花散る学術的バトル、どんな見栄えの本にするかをめぐって編者が決裂寸前になるまで熱く意見を交換しあった制作工程など、本ができるまでのあれこれがとても興味深い本でもあります。

 

ということで、11月は、この本の編者である芝垣亮介さんと奥田太郎さんをお迎えして、この世に面白いものを生み出すこと(=新たな価値の作り方)と、生み出された面白いもの(=ドーナツの穴の謎の解明)について、熱く語っていただきます。

 

芝垣さんは、ドーナツの穴制作委員会ディレクターであり、現在は本拠地を名古屋から東京に移し、MITの教育環境を参考に、誰も見たことのない学びの場を立教大学で構築しようと奮闘されている言語学者です。

 

他方、奥田さんは、ドーナツの穴制作委員会プロデューサーであり、南山大学社会倫理研究所の所長として、様々なバックグラウンドの人々がともに知的探求をする宴の場をつくろうとしている哲学者です。

 

面白いことを形にするのに貪欲なお二人が、全力を注いで取り組んだ、ドーナツの穴の謎。みなさんも、知ってみたくはありませんか?

 

堅苦しさや取っ付きにくさは一切ありません。ドーナツの穴に取り憑かれると、さまざまな知の扉がパタパタと開いていくでしょう。その面白さを存分にみなさんと楽しみたいと思います。

出演者

芝垣亮介(立教大学・准教授)

奥田太郎(南山大学・教授)

開催概要

第一回 2019年11月8日(金)19時〜21時 

    池袋 3,500円 ドーナツ付き

第二回 2019年11月15日(金)19時〜21時 

    池袋 3,500円 ドーナツ付き

タイトル

第一回「人間の知性はドーナツの穴まで残さずに食べることができるか

    〜学問の果てなき挑戦

第二回「ドーナツの真ん中には穴があるのか何もないのか

    〜哲学と言語学の真剣勝負

内容

第一回

◎自己紹介

◎本の紹介と本が生まれるまで

◎本の制作の過程(人集め、授業、印刷工程、穴あけ)

◎どうしてこんな企画にみんなが乗ったのか?(ニュートン→知的探求の果てなき面白さ)

◎本の内容から(①ドーナツと宇宙の形、②ドーナツの穴と歴史学)

第二回

  • ◎穴について穴があくほど考える
  • ◎枕の小話:コズモによるデザインに見る、穴の認識の話(CGでは穴そのものはプログラミングできない。でも、AIが穴を数えるとしたら?穴の数で四コマの順序を並べること。私たちの物の見方とは異なる見方を普段からしている人たちの存在)→結局、穴って何者?
  • ◎哲学の観点からの議論、言語学の観点からの議論
  • ◎奥田さんと芝垣さんによる学問的泥仕合 → デザイン、芸術、学問の話

お願い

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