人の脳は観念や概念を知ろうとする強い傾向があることから、どこにでも勝手な境界線を引き、その二つを対立的に捉えるクセがあるそうです。私たちが矛盾を抱えやすくなるのは、このせいかもしれません。
しかし不易と流行には、境界線上にあっても互いを包含し合い、浸透し、互いに互いで在りつづけてきた結びの連続性を感じています。
10月は、もともとは一つだったものを人為的に分断した境界の表だけを見るのではなく、境が溶け合い実はつながっている境界線の裏(無境界)についても再考します。心と身体・内側と外側・自分と他者・自己と非自己・生と死にも、一半を否定しない全一の思考回路を見出していきたいと思います。
2018年10月12日(金)
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高野登さん「不易流行」
AI時代にもっとも大切なこと
「考えること」を考える
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18:30から20:40
18時受付 21時撤収
■定 員 30名
■増上寺光摂殿
■参加費
¥10.000(懇親会無)
¥15.000(懇親会有)
〈お願い〉
①完全着金順になります。
②着金がないときは、キャンセル扱いとなります。
③参加費の返金振替はいたしません。
■年間予定
12/3(月)
増上寺光摂殿
*こちらはメッセージで受付中です。
1953年、長野県戸隠生まれ。ホテルスクールを卒業し、渡米。NYプラザホテルに勤務した後、LAボナベンチャー、SFフェアモントホテルなどでマネジメントを経験。90年にリッツ・カールトンでサンフランシスコをはじめ、マリナ・デル・レイ、ハンティントン、シドニーなどの開業をサポートし、同時に日本支社を立ち上げる。93年にホノルルオフィスを開設した後、翌94年、日本支社長として日本に戻る。リッツ・カールトンの日本における営業・マーケティング活動をしながら、97年にザ・リッツ・カールトン大阪、2007年にザ・リッツ・カールトン東京の開業をサポートする。
09年にリッツ・カールトンを退社し「人とホスピタリティ研究所」を設立。以来、“ホスピタリティの伝道師”としてセミナーや講演、研修などで全国を飛び回り、企業、病院、学校、地方自治体などの組織づくりのサポートを行っている。また、長野、東京、北九州、鎌倉など各地で「寺子屋百年塾」を立ち上げ、善光寺や増上寺などを拠点に独自の勉強会を主宰。100年先を見据えて今を生きる人財の育成にも尽力している。
著書にシリーズ30万部を超えるベストセラーとなった『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』『絆が生まれる瞬間』『リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート』『リッツ・カールトンで実践した 働き方が変わる「心の筋トレ」』『おもてなし日和』『大人を磨くホテル術』『品格を磨く』などがある。
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