「星がきれいなのは、そこに目には見えない花があるからなんだよ、砂漠が美しいのはどこかに井戸が隠されているからさ。家でも、星でも、砂漠でも、美しく見えるのは、何か目に見えないものがあるからさ」
これは、星の王子さまの一節です。
大人になると内省の物語として読めるこの本は、やはり世界の名著です。同じように、禅の入門書である十牛図は、内省を示す物語であり、自分を超えていく経営の指南書とも言えます。
「禅×経営学」では、小森谷浩志さんと、呼吸法・瞑想法・気功を取り入れながら経営と人生に求められる大きな視点を育てていきます。
前回は、白隠禅師の坐禅和讃から自在を読みほぐし、縦(柱を立てる)と 横(右脳と左脳をつなぐ)深い呼吸法と光の瞑想から調息をしていきました。次回 12/18(火)は、身体を活性化する「火の呼吸法」と瞑想を組み合わせて行います。また、経営を考えるうえで示唆に富む「十牛図」の探求を続けていきます。
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小森谷浩志さん
「禅×経営学」十牛図
(完結回は未定です)
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■12月18日(火)#5
18:30から21:00
会 場 紫山会館(四ッ谷駅徒歩5分)
東京都千代田区六番町7−5
*無料駐車場2台可
定員 10名程
参加費 ¥8.000
株式会社ENSOU 代表 ・博士(経営学)・神奈川大学経営学部国際経営学科講師・株式会社ジェイフィール コンサルタント
http://ensou.jp/
1988年ニッカウヰスキー株式会社入社、営業にてトップの業績を残した後、アサヒビール株式会社のコンサルティング会社の設立に参画、コンサルタント育成体制を構築。現在は“生命が喜ぶ経営”をテーマに活動。自覚の方法論として東洋の智慧、特に禅の基本テキスト「十牛図」に着目。内省と対話を鍵にマネジメント·コミュニティを中核とした組織開発、個の可能性の開花にアプローチするワークショップを展開している。2010年から始めたファシリテーター養成講座は修了生が350名を越え、学習するコミュニティを継続中。カナダのモントリオールで行われたグローバルカンファレンスREFLECTIONS 2017では、世界20カ国の参加者に「禅とマネジメント」を発信、話題を呼んだ。趣味は瞑想と気功。禅と経営学、一見遠い存在の二つの探求を道楽にしている。
所属学会 日本経営診断学会、日本マネジメント学会、戦略研究学会他 。