そこに「あるもの」の深部を考えているうちに、そこに「ないもの」が浮き上がり見えてくるという思考の分岐は、実は多くの人の中に眠っているそうです。ただ、人には同じところを廻って「見たいものしか見ない」という癖もあり、たとえその分岐が向こうから現れていたとしても、そこに気づく人が、なかなか少ないらしいのです。
唐突な質問ですが、あなたは、パラダイムを二つ持っていますか?
思考の分岐に気づくには、OSのアップデートに有りがちな不具合や膨大な時間は要しません。人のそれは、一瞬のひらめき、突然のアハ体験から得られています。つまり、余り堂々巡りしているより、お江戸百年塾で人に会って気持ちの持ちようを変えたり、行動パターンを変える決意をしたり、想像力を鍛えたりして、捉えどころのないモヤモヤから少し離れるのも妙案だと思います。
後半のグループトークでは、互いの「不易流行」をシェアします。「あっ!なるほど」を楽しみにお出かけください。
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高野登さん「不易流行」
AI時代にもっとも大切なこと
「考えること」を考える
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■6月25日(月) 18時より受付
■増上寺寺光摂殿
■定 員 35名
■参加費
¥10.000(懇親会無)
¥15.000(懇親会有)
①懇親会は、個室着席で15名程です。
(大門駅A5近くChoiGabu)
②今期より完全着金順です。
③振込口座は個別にメッセージします。
④参加費の返金振替はいたしません。
■年間予定
8/6 (月)・10/12(金)・12/3(月)
※8月のみ橘家さん開催となります。
1953年、長野県戸隠生まれ。ホテルスクールを卒業し、渡米。NYプラザホテルに勤務した後、LAボナベンチャー、SFフェアモントホテルなどでマネジメントを経験。90年にリッツ・カールトンでサンフランシスコをはじめ、マリナ・デル・レイ、ハンティントン、シドニーなどの開業をサポートし、同時に日本支社を立ち上げる。93年にホノルルオフィスを開設した後、翌94年、日本支社長として日本に戻る。リッツ・カールトンの日本における営業・マーケティング活動をしながら、97年にザ・リッツ・カールトン大阪、2007年にザ・リッツ・カールトン東京の開業をサポートする。
09年にリッツ・カールトンを退社し「人とホスピタリティ研究所」を設立。以来、“ホスピタリティの伝道師”としてセミナーや講演、研修などで全国を飛び回り、企業、病院、学校、地方自治体などの組織づくりのサポートを行っている。また、長野、東京、北九州、鎌倉など各地で「寺子屋百年塾」を立ち上げ、善光寺や増上寺などを拠点に独自の勉強会を主宰。100年先を見据えて今を生きる人財の育成にも尽力している。
著書にシリーズ30万部を超えるベストセラーとなった『リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間』『絆が生まれる瞬間』『リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート』『リッツ・カールトンで実践した 働き方が変わる「心の筋トレ」』『おもてなし日和』『大人を磨くホテル術』『品格を磨く』などがある。